カテゴリー「映画」の690件の記事

2019/06/17

主戦場

19

慰安婦問題をめぐるインタビュー映画である。

今の日本人にはこういう映画は作りにくい。よくぞ作ってくれたということだ。

差別意識はないか? 自分は上だという意識がないか? 平等の下に、理解し合うということができないのか?

日本をよく見せたいという強い意識が、逆効果である。特に諸外国から、かえって悪く見られてしまう。

国内で分かりにくくなっている。

自分を変えたくないという意識もある。

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2019/06/11

長いお別れ

17

実際の認知症やその介護を経験している身からすると、映画だからどうしても薄く感じるのはやむを得ない。そうだけれど、深刻過ぎて描かれるより、この映画のように全体的に明るく捉えて描いてもらった方が見ている方もいい面がある。

中心の4人に役者を揃え、うまいので、それがこの映画を最後まで見させてくれる。ストーリーだけで見せるのではない。山崎努、蒼井優、松原智恵子、竹内結子、それぞれがいい。

何といっても山崎努に感心させられる。見ていて分かりやすいのだが、わざとらしくなく、独りよがりでもない。落ち着いた演技である。蒼井優はさすがである。表面は優しく、穏やかだが、内面に秘めた強い心棒がある。それが弾けると、決断、行動は早い。そういう表現はピカイチである。松原智恵子の飄々とした演技も面白い。

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2019/06/10

僕たちは希望という名の列車に乗った

16

 1956年、冷戦下でソ連に支配されていた東ドイツの高校生たちの実話に基づいた話である。ベルリンの壁が作られる前夜の時期である。

 戦争、歴史、国家、権力、警察、共産・社会主義、ソ連……。

 支配権力からの弾圧は過酷である。ひどすぎる。この自由の制約には耐え難い。

 今、描かれる意義もある。

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2019/05/20

ROMA

15

ひどい男たち、ないがしろにされる女たち。

女たちは連帯する。女たちは生活をしていく、生きていく。そこに愛がある。

モノクロで、間を大切にしながら、しみじみと描く。

1971年のメキシコ。時代を描く。先住民たちの貧しさ、差別を描く。出産場面を描く。

それらを丁寧に、きめ細かく描く。それは大した監督の手腕である。

アカデミー賞外国語映画賞、監督賞を受賞。

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2019/05/14

あの日のオルガン

14

保母さんたちの子どもたちに対する強い愛情を感じる。

戦争への深い怒りを感じる。

無邪気さの力を感じる。

責任感の大きさを感じる。

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2019/04/18

ブラック・クランズマン

12

白人による黒人、ユダヤ人差別の話、アメリカ社会の状況は、細かいところは分かりにくい。

KKKに代表されるヘイト行為はきつい差別である。とてもじゃないが容認できない。

黒人と白人の英語の発音の仕方の違いなどは実感としては持ちにくい。

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2019/04/08

マイ・ブックショップ

11

小さく古い共同体~因習、上下関係、ウワサが充満している。

女性は群れたがり、異質なものは排除したがる。

そこで、自分を表現・主張する者は叩かれる。

現代の都市の住民は、主人公のフローレンスの自律した行動に賛同、共感するだろうが……。

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2019/04/03

翔んで埼玉

10

東京圏(一都三県)に住む人たちの心理状況が分かって面白かった。?

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2019/04/01

天国でまた会おう

9

戦争批判の映画になっている。

また、丁寧に作られた面白い映画になっている。

美術、衣装などに凝っており、きれいな映像を楽しめる。

父と息子の悲しい物語でもある。

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2019/03/30

ビリーブ 未来への大逆転

8

今では当たり前のように思えることでも、新たな変化を生むことはとても難しい。

新しい時代(娘の時代)のためといっても、そこには大きな努力を要する。その困難なことに果敢に挑戦したルース・ギンズバーグに感動する。

夫の理解も半端なく素晴らしい。

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