人間の運命
著者の五木寛之は1932年(昭和7年)生まれ、今年77歳喜寿である。現在の天皇や石原慎太郎と同じ年である。
1945年敗戦の年、13歳であるが、朝鮮の平壌で母を亡くす。日本に引き揚げてこられたのは1947年である。
このような体験から、人間は状況次第でどうにでもなる、人の心が善いから人を殺さないのではない、といったことを思うようになる。
その他、この本の中で、印象に残った言葉。
*不運だからといって不幸とは言えない。見方、捉え方によって幸福にも不幸にもなる。
*境遇というものをうまく捉え、うまく使い、うまく解釈する。
*過去を受け入れる、受け入れないも、現在の心次第だ。
*「諦める」とは「明らかに究める」ということ。
*善人、悪人の区別はない。
今年86歳になった母は五木寛之のファンであり、この本を読みたいと言うので、今度持っていくことにする。
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