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2018/07/09

夜と霧

900 ヴィクトール・E・フランクル著、新版は池田香代子訳である。(みすず書房)
 フランクルのいう意味=価値の3つは有名である。
①創造価値(仕事等、ボランティア、作品制作、子育てなども含むだろう)
②体験価値(自然、芸術、愛などを体験すること。旅行、食なども含まれるかも)
③態度価値(変えられない厳しい環境の中でも示せる態度、言葉、表情など。他への思いやり、愛情など)
これらはdoingの価値である。
 
 自分では変えられない、運命のようなものがある。そこに苦悩が生まれる。強制収容所というものでなくても、我々は生まれを変えられない。生い立ちも、もう変えられない。総じて言えば、過去は変えられない。
 また、他の者ではなくて、なぜこの私がこの苦しみを持たなければならないのか?よりによって、なぜこの私がこの悩みを持たなければならないのか?この理不尽さに耐えがたくなることがある。この苦悩が自分に与えられている意味を考えざるを得なくなる。
 このような気持ちの時、運命や苦悩に対する自らの態度が問われる。その態度如何によって、そこに価値が生じる。それが態度価値である。

 beingの価値も考えたい。それは、ただ存在しているだけで価値があるとする「存在価値」である。それは説明できない。論証できない。無条件の価値である。(他との関係性の中で、ケアの活動の中で、浮かび上がってくる価値とも言えるが……)。

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