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2018/05/17

三度目の殺人

881 観た後に、モヤモヤした感じが強く残る。これがこの映画のよいところだ。考える素材を与えてくれる。私にとっては貴重な映画なので、続けて2回観た。
 女の子を守るためにウソをつく。これがこの映画の骨のところだと思うが、断定しにくいところもある。真相は藪の中の感も残る。
 法廷戦術とか、訴訟経済といったことが空しくなってくる。それはほとんど不可能なことかもしれないが、真実に迫りたい。そのための模索が哲学、文学、そして映画になる。
 是枝裕和監督の演出もいいが、それに応えて、役者たちもがんばった。役所広司と福山雅治との対決は見ものだし、吉田鋼太郎もいい味を出している。

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