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2018/03/20

観光客の哲学⑥

863 少しだけ私の感想を書いておく。
 とにかくこの本での東浩紀さん(写真)の論や例は刺激的で面白かった。

 この本での観光とは主に海外の旅行をイメージしていて、ダークツアーなどがその意義を強く表している感じがある。私は一般の観光(例えば、国内の物見遊山)についてはそれほど期待できないし、力にもならないと思っている。
 私はほとんど海外旅行をしないこともあって、観光客の論はそれほど魅力を感じなかった。むしろ、私にとって身近な、後半の家族の論の方が興味を引いた。
 実際上、今の日本において、観光に行かない、家族を持たない(親にならない)人が増えている中で、この本の論はどれほど影響力を持つだろうか。
 もちろん、具体的な観光や家族を論じているのではなく、抽象的で哲学的な観光や家族を論じているのは私も承知している。ただ、著者の東さんの実際の観光と家族の体験が反映されているという香りを私は随所に感じるので、言っておきたかったところである。

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