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2018/03/24

哲学の最新キーワードを読む③

870 このプラグマティズムのところは面白い。
第Ⅳ部 共同性の知
10 積極的な妥協が対立を越える~ニュー・プラグマティズム
*プラグマティズムとは、行為によって実用的な結果を得る思想である。
*ネオ・プラグマティズムの旗手であったリチャード・ローティは、強制によらない合意を「連帯」と言う。連帯こそが、伝統的な哲学が求めてきた普遍的妥当性に変わるものである。
*ニュー・プラグマティズムのジョン・マクダウェル(写真)は、プラグマティズムの立場から客観性を肯定しようとする。(ローティは「客観性恐怖症」?)
*客観性の問題は、心が何かを知る行為である「経験」なるものが、はたして絶対的といえるのかどうかの問題である。
*マクダウェルは、経験そのもののうちに、すでに「概念」が働いていると考える。(概念主義)
*自然にはすでに意味が含まれており、人間が唱える価値は客観的にも実在する。(アリストテレスの「第二の自然」)

*従来の民主主義はルソーの一般意志というフィクションに基づいて民主主義を構想していた。しかし、人民の意志はあらかじめ確定しているわけではなく、むしろ後から明確になることの方が多い。そもそもプラグマティズムとはそうした人間理解に立って唱えられたものである。…プラグマティズム型民主主義とは、不確定な状況の中でとりあえずの答えを出していくことだといえる。…行き当たりばったりの側面がある?

*主導権を握るのは、あくまで素人知であるべきである。…強硬な専門知に取り込まれることなく、強靭な素人知を育んでいかなければならない。

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