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2018/03/22

哲学の最新キーワードを読む①

868 小川仁志著、講談社現代新書である。副題が「「私」と社会をつなぐ知」ということで、新しい公共哲学を模索する本でもある。

〔はじめに〕 「私」をアップグレードするために
*絶対知から〈多項知〉へ
*新たに生起する様々な非理性と、従来の理性との関係を定義し直すことで、理性そのものをアップグレードすること~それこそが〈多項知〉の時代に求められる新たな公共哲学なのである。
*「感情」を豊かにし、「モノ」を主体にした新しい思想を理解し、「テクノロジー」のもたらす未来を正確に把握し、「共同性」の広がりを視野に入れる。

第Ⅰ部 感情の知
1 政治は感情に支配されるのか?~ポピュリズム
*ポピュリストは、反エリート主義者であることに加えて、つねに反多元主義者である。
*ポピュリズムに対抗できるのは、いわば「スローイズム」とも呼ぶべき新しい公共哲学にほかならない。

2 地球規模の宗教対立が再燃する~再魔術化

3 アートこそが時代を救う~アート・パワー
*アートそのものが政治のアクターであり、アリーナになりうる。

◎新しい公共哲学は、感情や感性の持つ力を飼いならすという視点で構築される必要がある。

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