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2018/02/13

東京プリズン

850 赤坂真理著、河出文庫である。
 縦軸(縦糸)に、東京裁判、日本の戦後論、天皇、日本とアメリカの関係などがある。これが一本貫いている。
 それに織りなす横軸(横糸)がいくつかある。母と娘の関係、ヘラジカ(森といったもの)、アメリカとベトナムとの関係などである。
 これらを時空を超えて表現している。1980年代、2010年代と約30年を隔てた時代を行き来している。白昼夢や幻想によって異なる空間に入り込んでいく。
 これらによって、小説という織物になっている。日本の戦後について、いろいろ考えさせてくれる小説になっている。私としては面白く読んだ。

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