« 2017年4月 | トップページ | 2017年6月 »

2017/05/30

あなたの人生の物語

795 映画「メッセージ」の原作である。作者テッド・チャンはすごいSFを書く。
 原作は物理理論が、例えば「変分理論」が巧みに使われる。目的論的な世界観が描かれる。そこには未来が当然のように存在する。
 女性主人公ルイーズと娘の話が前面に出てくる。だから、本の方はここに大きな感動が生まれる。
 映画の方は、エイリアンであるヘプタポッドとルイーズとの関係がかなり描かれる。これはこれで私は面白いと思った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/05/29

人生上の悩みをテーマとする哲学カフェ

9 第55回人生カフェは平成29年5月27日(土)、9名(男性5名、女性4名)の参加によって実施された。
 今回は「人生上の悩みをテーマとする哲学カフェ」というものである。
 まずは一人の人にに自らの人生上の悩みの一つを10分くらいで語ってもらう。その後、その人に話が分かりにくかったところなどを参加者から質問をし、答えてもらう。それから、その話から、一つだけ対話のテーマを抽出する。そして、一つのテーマに1時間くらい対話をする。悩みの内容は、重いものでも軽いものでも、心の問題でもそうでなくても、いいとしている。
 今回は2人の人に自らの悩みを話してもらった。(内容の詳細は個人情報の関係で記載できないので、対話を行ったメインテーマなどを掲げる。)

①本能とは何か?
 「悩むな、考えろ」という池田晶子さんの言葉が響いている。
 悩むとは、感情、さらに言えば、本能に近いものではないか。それに対して、考えるは、「理性」的なものである。だからこそ、今、本能や自然というものを考えてみたくなったのである。

②愛の力とは何か?
 若い人からの話であった。
 「社会制度と愛」、これは広く一般の人間を愛することと、個別特定の人を愛することとの対比とも言える。
 そういった中で、愛の力とは何か?
 愛は原子力のようなものである。ものすごい力を有するが、危険でもある。どう扱うか?そもそも扱うことなどできるのか?
 恋愛をめぐっては、世代間格差が感じられる。若者の間でも、「恋愛格差」はある。もちろん、いつの時代でも、個人差は当然ある。
 現代の若者は、ラインやツイッターなどが基本装備されている環境である。メディア、ツールが異なれば、愛の形も変わる。

 最後に、参加者にフリップに書いてもらった。
「鎧(よろい)とは何か?大人とは何か?」
「今(現代)の人たちのコミュニケーションはたいへんだなぁと思いました」
「愛とは何だろう?」
「愛は爆発と管理の繰り返しだ!!」
「愚直であることをもっと見直そう。 Fall in love (恋に落ちる)」
「私たちは『愛しづらい時代』 を生きているだろうか?」
「恋愛は理屈じゃない! 実践あるのみ」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/05/28

永い言い訳

794 泣くことができない。辛いことだ。
 感情のもつれがある人が、その屈折した感情がモロに出てしまう。……かわいそうだが、私は相手にできないだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/05/25

メッセージ

793 見ごたえのある映画だった。 
 ユニバーサル・ワードは、時制を超越している。……3千年後の人類のためにメッセージが届く。……武器?……未来が見える?
 原作はあるのだが、映画としても面白い。映像、音響もいい。
 主役のエイミー・アダムスもいい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/05/24

5人会(平成29年5月)

5at5tuesday46752x501 今回の5人会のテーマは「今、最も関心のあること」だった。
 私の最も関心のあることとして、「哲学カフェ~人生カフェ~東京メタ哲学カフェ」を取り上げた。この中で、印象に残ったことを少し書いておく。

 これらの活動の中で、様々な人間関係が生じる。会の運営としてもいろいろなことが生じる。これらは困難なことも多いが、学ぶことがあるし、楽しいこともある。人生上の経験である。

 哲学カフェ等の新しい可能性として、広い意味での学習・教育との結びつきが考えられる。
 そこでは「変わる」ということが目指されている。これは学習・教育の価値である。
 子どもの分野では、すでにかなり意識されているが、大人でも同様に考えていいはずである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/05/23

哲学対話と哲学研究

792 第76回日本哲学会大会・哲学教育ワークショップ「哲学対話と哲学研究」に参加した。
 印象に残ったところを断片的に書いておく。

 哲学対話とは、必ずしも一般の対話が重視するようには「共感」を重視しない。「物事を自分から切り離して考えることができるようにする」「日常生活から切り離して考えることができるようにする」 (共感から出発することを大切にしながらも…)
 「井戸端会議」ではない。井戸を掘っていく対話である。深く掘っていく。この場合の「深い」とはいったい何だろう?

 考える型や概念マップなるものを哲学者や哲学研究者は持っている。柔術の型のようなものである。
 それらを哲学研究者は教えてくれない。又は教えられない。自分が身に付けてしまっているから?
 だから哲学対話のファシリテーターにしろ、一参加者にしろ、場数を踏むのがいい。たくさん体験してみるのがいいということである。

 哲学史を知っていること、哲学書を知っていること、哲学者を知っていること、そして哲学を研究していることなどは確かにいいことがある。
 哲学対話のテーマ(問い)に対する選定眼、哲学対話の進め方に対する選定眼、そして、人の話を真摯に聞く姿勢や能力が養われる。
 自分の持っている知識と実際の対話を照合していくという楽しみもある。
 そして、哲学対話の中に、過去の哲学史の中では見出せないような新しい問いや新しいタイプの哲学者(考える人)を発見できる力も持てるのである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/05/22

沈黙 SILENCE

791 篠田正浩監督の1971年の作品である。
 当時も見たけれど、再度見ると、なかなかの力作である。遠藤周作の原作に力があるからだろう。
 ラストは違和感がある。岩下志麻と三田佳子の2大女優を目立たせたい気持ちが出ている?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2017/05/18

追憶

790 少々古い感触の映画だった。懐かしさもある。
 自分と縁遠い話には共感しにくくなった。
 即物的、即時的な人間になった?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/05/16

ボラード病

789 吉村萬壱さんの東日本大震災を背景にした作品である。(文春文庫)
 ディストピア小説ということになるのだが、私はこの種の小説は気が滅入るので好きではない。だからどうしても読み飛ばしてしまい、読みが浅くなる。
 「同調圧力」の強い社会が作られている。これは裏や上の方にものすごい悪い奴らがいて、彼らが操作している、そんな単純な構造はもはや想定できない。社会がそうなっているとしかいいようがないところがある。
 そのような社会にどう対したらいいのか?
 「逃げるは恥だが役に立つ」…私はそう提唱したくなった。「逃げる」は時には一つのいい選択だ。
 出たり入ったりは自由がいい。発言する、しないは自由がいい。これは哲学カフェの一般的なルールでもある。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/05/15

気持ちを大事にするとはどういうことだろう…?

Wedding_ill_009 第53回人生カフェは平成29年5月13日(土)、12名(男性5名、女性7名)の参加によって実施された。
 今回は岩崎博明さんが進行役(ファシリテーター)だった。机を使わず、全員が椅子に輪になって座り、コミュニティボールを使いながら対話をした。今回は途中2回の休憩を挟みながら、最初から最後まで、このスタイルで実施した。
 テーマは「気持ちを大事にするとはどういうことだろう…?」であった。

 気持ちといっても、「自分の気持ち」と「他人の気持ち」がある。当然自分の気持ちの方が優先されそうではあるが、自分の気持ちが分からなくなることもある。自分の気持ちにきちんと気づくことは、それなりに大切なことだ。
 そして、他人の気持ちを気遣う。自分の気持ちと他人の気持ちをどう調整していくのか。
 「プラスの気持ち」(喜び、楽しみなど)と「マイナスの気持ち」(怒り、妬み、恨みなど)がある。他人のプラスの気持ちに対しては共感しやすい。しかし、マイナスの気持ちに対しては共感はしにくいし、調整も難しい。
 「アサーション」という方法が示された。アサーションとは、自分と相手を大切にする表現方法だと言われている。その方法の一つとして、「I(アイ)メッセージ」ということも提示された。すなわち、相手を非難するのではなく、I(私)の気持ちの方を素直に相手に伝えるという方法である。

 気持ちの捉え方で、男女差というような話にもなった。個人差は当然あるが、女性は「共感」を求め、男性は「解決」を求めるという傾向である。このように男女の違いはあるかもしれないが、気持ちを大事にしようとしている点では同じとも言える。
 気持ちを「感情」とほぼ同じに考えるのが一般的ではあると思うが、気持ちを理性(論理性)も含めた「心」や「魂」に近い、広義の捉え方も十分にあり得る。
 いずれにせよ、気持ちを大事にするということは、単純に自他の感情に溺れていくこととは異なる。自他の気持ちの違いを感じ取り、そのズレを調整したり、あるいは気持ちを育てたり、新たに生み出していくといった、寄り添い、擦り合わせていく努力は大切なようである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/05/10

美女と野獣

788 今作もさすがディズニーだということ。
 この「美女と野獣」の実写版もいい。面白い。
 主役のエマ・ワトソンはかわいい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/05/09

Mu 「無はなくてもいいのではないか?」 この問いに仰天した。
 この世は、なくてもよかったのに、「ある」 ということが充満している、そのことの不思議さに圧倒されているのだから、この問いはありうるか!!


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/05/05

ゴースト・イン・ザ・シェル

787 脳だけが人間、あとの体は機械、いわばサイボーグだ。この設定自体が、未来のこととして興味深い。
 哲学的に心と体を考える上でも面白い。ゴースト(魂)とは、いったい何だろう?
 体はますます義体化(機械化)していく。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/05/01

バカなことをする

786 バカなことをしても、ある程度は許されるのは若者の特権か?
 今の私にはバカなことをしたい欲求もないし、バカなことをする必要もない。穏やかな普通の生活がいい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年4月 | トップページ | 2017年6月 »