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2017/03/25

対話する社会へ ①

771 私の関心事である「対話」について考える上ではいい本であった。暉峻淑子著、岩波新書である。帯には、「戦争・暴力の反対語は平和ではなく対話です」という言葉がある。
*対話に特徴的なのは、個人の感情や主観を排除せず、むしろその人の個性とか人格を背景に、自己を開放した話し方が行われている点である。
*ロゴツキー:先ず対話があって、そこから自己の言葉[内言]や思想がつくられる。
*バフチン:対話についての思想の中心的位置を占めるのは「応答性」である。…対話を「身体性」を持つものだと考える。
*意味というものは、応答、応答に対する応答、そして更なる応答が続くという、本来予測不可能なプロセスのうちに生み出され変わっていく。それは中断されることはあっても、決して終結することのないプロセスである。

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