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2016/10/30

幸福はなぜ哲学の問題になるのか ③

Images140 「幸福とは何か」を第2章でさらに展開する。
*幸福論においても、「実在論」と「観念論」の立場がある。
*幸せだから幸せだと知るのではなく、幸せだと知ることによって幸せになる……。現実の背後に他の可能性を見ることで、それは可能になる。
*「善悪」は実在論的な傾向があるが、これは善悪が規範的な概念(「すべき/すべきでない」の判断に関わる概念)であることに由来している。……善悪よりも規範性の弱いその他の価値判断(幸福など)については、観念論に留まることが容易である。
*幸福論が反発を招く一つの理由は、幸福と人生が直結しており、特定の幸福論を述べることが特定の生き方を規範化するからだろう。つまり、語り手にその自覚がなくとも、特定の幸福観を称揚することが他の幸福観を否定するものとして受け止めらるからである。

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