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2016/10/28

幸福はなぜ哲学の問題になるのか ①

716 私の好きなテーマ「幸福」について、41歳の哲学者、青山拓央(山口大学准教授)さんが書いてくれている。分析哲学からの考察からはいろいろ考えるヒントをもらえる。
 3つの問いで構成されている。①幸福とは何か ②いかにして幸福になるか ③なぜ幸福になるべきか
 私としては、①と③が気になる。哲学的な問いのように思うからである。(この本では、①と③がとても関連していることが言われている。)

 「はじめに」のところで、基本的な説、用語、概念などが説明されている。
*幸福の議論には3つの代表的な説がある。①快楽説 ②欲求充足説 ③客観的リスト説  ①と②は主観的な観点から幸福を理解している。
*「上昇」(世界の在り方を変える生き方)と「充足」(世界の見方を変える生き方)の2つがある。
*ある人にとって最適な上昇と充足とのバランスの取り方は、その人固有の資質や環境や運に大きく左右されるため、日々の成功と失敗の中で、習慣を洗練させていく以外に、よいバランスの取り方は見つからない。

 私の考えは、幸福は言語だけで表すことができるものではなく、実践すること、すなわち生きることそのものに現れてくるものだということである。

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