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2016/06/27

自分の人生上の悩みを話すカフェ

664 第28回人生カフェは6月25日(土)、5名(男性3名、女性2名)の参加によって実施された。今回のテーマは「自分の人生上の悩みを話すカフェ」である。
 参加者一人一人が自分の人生上の悩みを一つだけ話して、それをもとにして哲学カフェを展開した。話す悩みは大きいものでも小さいものでもいい、心の悩みでも、そうでなくてもいいとした。

 一番目の人は、これからの転職に関する話をした。新しい仕事の内容やトレーナーとの関係が気になるなどの話が出た。
 他の参加者からは、気負わない、うまくできるかどうか考えない、「無」や「只」の気持ちなどについての話が出た。また、「仕事」や「お金」の話に発展した。
 二番目の人は、「仕事」の話を受けて、現在行っている自らの仕事や活動についての話をした。賃労働や市場とは異なる、「commons」「入会(いりあい)」「結(ゆい)」などの話が出た。
 他の参加者からは、その理想とやりがいを支持・共感する思いが表明された。一方、現実性はどうかとか、本人が本当に納得しているのか、という感想も出された。
 三番目の人は、他の会合でのことだが、20代の男性が「人間関係には期待していない」と発言したことに、「さみしいなぁ」と感じたことを話した。
 他の参加者からは、人間関係が煩わしい、人間関係で傷つきたくない、という気持ちが、人間関係には期待していないという発言に現れているのではないか、という感想が出た。それは、かわいそうなことでもある。ここから、他人とのつながりのことや、「分かり合う」とはどういうことか、といったテーマが抽出され、対話を展開した。
 四番目の人は、相談をされたときの対応についての話をした。その人は、感情に着目することや、解決したいのか・話を聞いてほしいのか、相談に来た人にどの程度介入するか、といった点に注意するといった話をした。
 他の参加者からは、まずはよく聞くこと、相手のニーズに注目すること、相手に対する思いやり、自分にも正直であること、そして何よりもお互いの信頼関係が大切だというような話が出た。

 このカフェで悩みに対する完全なる解決策、答えが出ることは期待できない。哲学カフェだから、「問う」ことを大切にする、そして悩むよりは考え続けるように努力する。
 今回の人生カフェでは、各自の悩みから哲学的なキーワードやテーマを抽出し、それらを参加者全員で考えていくスタイルができたのはよかった。

 最後の方で、「それは『歩く』ことによって解決する」という面白いフレーズも飛び出した。

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