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2016/04/10

幸せになる勇気 ④

620 第五部は「愛する人生を選べ」である。
*愛とは、「ふたりで成し遂げる課題」である。何を成し遂げるのか?「幸福」である。
*幸福とは、貢献感である。われわれはみな、「わたしは誰かの役に立っている」と思えたときにだけ、自らの価値を実感することができる。
*不可分なる「わたしたちの幸せ」を築き上げること、それが愛である。「わたし」や「あなた」よりも上位のものとして、「わたしたち」を掲げる。
*自立とは、「自己中心性からの脱却」である。
*たったふたりからはじまった「わたしたち」は、やがて共同体全体に、そして人類全体にまでその範囲を広げていく。

 アドラーの「共同体感覚」は、つまずきにもなる。日本は元々共同体意識が強く、西欧のように個人から出発するのとは逆の方向にあるとも言える。これらを踏まえた上で、アドラーが述べている愛の作法や技術とは何かを見ていきたい。(フロムに似ているところがあり、愛は技術であり、学ぶことができるという立場といっていい。)

*相手が自分のことをどう思っているかなど関係なしに、ただ愛する。
*そばにいる人の手を取り、いまの自分にできる精いっぱいのダンスを踊ってみる。運命はそこからはじまる。
*「楽をしたい」「楽になりたい」で生きている人は、つかの間の快楽を得ることはあっても、ほんとうの幸せをつかむことはできない。われわれは他者を愛することによってのみ、自己中心性から解放される。他者を愛することによってのみ、自立を成しえる。そして他者を愛することによってのみ、共同体感覚にたどりつく。
*本来、人間はただそこにいるだけで誰かに貢献できている。目に見える「行為」ではなく、その「存在」によってすでに貢献している。なにか特別なことをする必要はない。

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