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2014/09/08

教養とは何か

18191520x349 教養という言葉には、身に付けたい知識や資質(能力、態度など)といった意味合いが含まれている。この教養が持つ語感は大事にしたい。
 そのことからすると、古代ギリシアの奴隷を前提とした自由人や近代の特権階級などが有していた知識や資質とは異なったものが、現代の一般の人々の教養には求められているように思う。
 現代の教養は、各個人に、自由に生き生きと生きる喜びと楽しみを与えてくれるものであってほしい。
 そのための現代の教養のイメージをスケッチしてみる。
 知識としては、高校の科目程度のものを基礎として、時事的なものを適宜付け加えていけばいいと思う。
 そして、大事な能力として、学び方、調べ方、検索の仕方、表現の仕方、コミュニケーションの仕方などを一定水準身に付けておくのがいい。
 ものの見方としては、柔軟性、多面性、関連付けなどが重要になる。
 豊かな教養の上に、専門性が大きく花開くと考える。それからすると、教養とは学際的であり、異質性・多様性を受け入れ、考えることができる、土壌のようなものである。専門分野からいつでも戻れる大地のようなものである。

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