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2014/07/17

ヒストリー・ボーイズ

296 生徒たちも個性的だが、この映画の魅力は先生の方であり、特にヘクター先生が主役と言ってもいい。
 2人の対照的な先生、ヘクター先生とアーウィン先生はどちらもゲイで、生徒よりも悩み多き人物である。(このあたりは、ソクラテスの時代からの伝統的な師弟の関係とも言えるか?)
 ヘクター先生は感性や文芸の分野、アーウィン先生は理性や論理の分野と一応分けられる。この2人がいるからこそ、生徒への教育内容は豊かになる。しかしながら、古い詩、映画、歌などを素材にするヘクター先生の方が魅力的に見えるのは仕方のないところだろう。
 女の歴史の先生の位置づけもなかなか面白いと思った。
 ラストの方のシーンで、生徒たちの将来が暗示されるのがとても印象に残った。生まれや家庭の事情などから制約がかなりかかるが、一方で学校での生徒同士や先生からの影響も強く受けながら、子どもたちは変化していく。

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