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2014/02/18

さよなら渓谷

213 吉田修一原作(2008年作品)で、2013年映画化された。
 レイプされた相手と、数年後、夫婦のような生活をしている。これは異様だ。
 そこにあるのは、憎しみか、償いか、愛か。
 病んでいる。男に対して、「私より不幸になって!」と叫ぶ。一緒に不幸になるために、一緒に暮らしている? 幸せになりそうになったら、二人は別れてしまった。
 私としては、幸せになればいいのにと思っていたのに……。距離が離れたところで、お互いに許しあう関係を持てたらいいと思うが。
 吉田修一さんの小説は、キャラクターや置かれた状況を設定して、あとは登場人物たちが動くのを見ている感がある。もちろん心の中も動く。
 それらを丹念に描いていく。作者もよく考えながら、描写にもこだわりながら、書き連ねていく。
 この作品は2人の男女の関係が特別であり、その設定から話が展開していく。

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