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2014/01/05

大江健三郎 作家自身を語る ④

23 大江さんの話したうち、印象に残った言葉を2つほど。
*人生は生きなおすことはできない。しかし小説家は書きなおすことができ、それは生きなおすこととはいえないにしても、あいまいに生きた生にかたちをあたえることなのだ。
*デモ行進の実効性はありません。しかし、私はデモ行進ができる、ということ自体に意味を見出しています。
 よき聞き手であった尾崎真理子さんの「文庫版のためのあとがき」の中の文章は、読者としての我々の気持ちを代弁してくれている。
◎大江さんは多忙さにもかかわらず、創作と個人生活の両面で、注意深くご自身の水準とペースを保っていられる。悲観的なジョークも口にされるけれど、この先も世界が、私たち一人一人が、それぞれの理不尽さに苦しむことがある限り、大江文学はずっと必要とされるはずだ。(中略)明日を生き延びるための励ましを、私たちは繰り返し、その作品の中に求め続ける。

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