« 哲学カフェ・イベント ② | トップページ | 哲学カフェ・イベント ④ »

2013/09/27

哲学カフェ・イベント ③

Imagescayw2hgi 前の2つのプログラムを経て、テンションが上がったところで、通常の哲学カフェのプログラムがあった。
 今回のテーマは「思い出と明日」である。
 他の人の話を聞いて、触発されたのは、「過去・現在・未来」に関することである。
 今日は、「現在」に関することを中心に書いてみる。
 「現在」しかない。「過去」と「未来」は存在しない。そう思う時がある。
 これは、人は現在を生きることしかできない。過去や未来を生きることはできない。というように、「生きる」という言葉と結びつけて表現すると、私にはぴったりとくる。
 人は現在を生きることしかできない、そう思う。しかし、人は過去(記憶)や未来(想定)に、かなり影響される動物である。 
 自分の過去(子どもの頃のこと、生い立ちなど)や未来(将来への希望など)に相当左右される。それとともに人類全体の過去や未来からも影響を受ける。いまだに、2500年くらい前の、日本から遠いギリシアの哲学から影響を受けているし、将来予測の各種データに敏感になったりする。ここまでは、他の動物には見られない。
 しかし、それらは全て、現在から見た過去と未来である。だから、現在は、過去・未来から、どんどん取り入れて豊かになったり、逆に忘却によって痩せていったり、伸び縮みしたりしている。
 私の現在は、常に変化しているということである。そして、その現在でしか、生きている実感を味わうことはできない。
 現在について、一つ言っておきたいのは、現在は「瞬間」のことではない。幅がある。「今」と感じているところのもの(言語で区切っているところのものと言ってもいい)が現在である。「今、欠伸をしている」と区切ればそれが現在、「今、ラーメンを食べている」と区切ればそれが現在、「今、哲学カフェに参加している」と区切れば、その参加している1日が現在である。
 過去・未来によって、伸縮、深浅している現在をまさに生きている、というのが私の実感である。

|

« 哲学カフェ・イベント ② | トップページ | 哲学カフェ・イベント ④ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 哲学カフェ・イベント ③:

« 哲学カフェ・イベント ② | トップページ | 哲学カフェ・イベント ④ »