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2013/03/04

おどろきの中国①

36 橋爪大三郎、大澤真幸、宮台真司の3人の社会学者の鼎談である。(講談社現代新書)
 3人は、2011年、橋爪大三郎さんの妻、中国人の張静華さんに導かれて、中国を旅している。橋爪さんが一番中国に関しては詳しいが、議論自体は他の2人も負けまいとしている。
 この本から、たくさん学ぶところがあって、順次紹介していくが、まずは全体を通して感じたことをざっくりと3点。
①中国は日本にとって重要な国であることは間違いない。一方、中国の中華思想からすると、日本は中国の一つの周縁国としか見られていないかもしれない。
②中国は西欧のモデル・尺度では測れない。(アジアの中では、かなり西欧化していると言われている日本だって、同じだとも言える。) だからか、この本では、できるだけ中国を虚心坦懐に見ようとしている。また、日本との比較で見ようとしている、これは面白い。
③我々は中国とどう付き合っていけばいいのか、という実践的課題をしっかりと持っているのは好感が持てる。(30年以上前だが、中国を3週間訪問した私としては同じ問題意識を持っていたい。)

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