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2013/03/02

リアルとロマン

35 最近考えていることなので、リアルとロマンについて簡単にまとめておく。
 リアルとは「現実」のことであり、ロマン(今日の話からすれば、フィクション、バーチャルと言ってもよい)とは「想像・空想」のことである。
 大雑把に言えば、リアルは「義務・責任・権利」の世界であり、ロマンは「意味・価値」の世界である。
 リアルは「政治」であり、ロマンは「文学」である。この場合、文学の形式・中身として、物語、映画、演劇、マンガ、アニメ、ゲーム等幅広く捉えていい。
 リアルな人とは、「外向的」で「勝ち組」か? 一方で、ロマンの人は「内向的」で「負け組」か?
 ここで、フランス革命後の象徴的な人物を挙げたい。リアルな人として「ナポレオン」、ロマンの人として「ヘーゲル」である。(もちろん、これは私の独断的な見方である。)

 リアルとロマンに関して、2点ほど述べておく。
 リアルの世界に生きることが苦しくなった時、ロマンの世界に行くこと、これは決して逃げではないということである。いじめ問題などをきっかけにして、最近、このことが消極的でなく、肯定的に捉えられるようになってきたのはいいことである。
 実際、現代の若者たちはマンガ、アニメ、ネットなどのバーチャルの世界、いわゆるサブカルチャーの世界を積極的に味わっている。これも単純に現実逃避と捉えるのではなくて、大きく豊かな世界として見ていきたい。

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