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2012/09/07

5人会から考えたこと

Imagescae3q2ez 先日の5人会に参加してから考えたこと2つ。
1 死と向き合うこと
 仕事に入れ込む、スポーツに打ち込む、遊びに熱中する……どれもいいことであり、そうなりたいというのが普通のように思う。しかし、ハイデガーなどはこれらを「気晴らし」と捉え、少々蔑んでいるようにも取れる。
 ハイデガーにとっては、死と向き合うこと以外は若干価値が低いようである。これは人生について、ちょっと乱暴な見解のように思える。
 しかし、一方で死と向き合う意味は大きいとも思う。現代は確かに死を隠蔽しているような傾向もある。だから、ハイデガーの言っていることの重さも感じる。(このように私は少しアンビバレントな気持ちである。)
2 右と左
 現代は、「右派」と「左派」の区別はさほど重要ではない。右とか左、保守とか革新とか言って、区別する意義がほとんどないのである。
 現代の生活にどれだけ活かせるかが大事である。
 だから、例えば、旧来の「右」とか「保守」の傾向がある人たちは、「伝統」といったものを現代にどのように活かしていくかを考えていかなくてはならない。決して、過去のものの単純な復活ではないはずである。
 これは「左」とか「革新」といった方面でも同じことである。単純な現状批判や権力批判では何も生まれない。今までになく新しいもので、現代の生活に活かせて役に立つものを生み出していく必要がある。

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