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2012/05/06

感性の限界 ②

Images1 第2章は「意志の限界」である。
 人間の「自由」について考える。その際に、ドーキンス(写真)の「生存機械論」などが素材として取り上げられる。
*ドーキンス:人間は「利己的遺伝子を運ぶ生存機械」である。
*あなたの身体は約60兆個の細胞から作られているが、その細胞のすべての中にあなたのDNAが入っている。
*遺伝子の唯一の目的は、より安定的に遺伝子を残すことである。
*マズローの「生理的欲求」や「安全の欲求」は遺伝子と個体の両方の利益にかなっている。しかし、「愛情と所属の欲求」や「承認の欲求」や「自己実現の欲求」となってくると、個体の利益に重心が移り、必ずしも遺伝子の利益に直結しているとは限らない。
*ロボットの叛逆:私たちはロボット(複製子の繁殖に利するように設計された乗り物)かもしれないが、自分たちが複製子の利益とは異なる利益を持つということを発見した唯一のロボットでもある。
*私たちの脳内の「自律的システム」は無意識的に利己的遺伝子の利益に沿って判断を下しているが、「分析的システム」はそうではなくて、あくまでどうすれば私たち自身の利益を最大にできるかを合理的に考えることができる。(二重過程理論)
*柔らかい決定論:「決定論的」か「非決定論的」かは、時間や空間のスケール(複雑性)によって異なっている。

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