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2012/05/24

死をみつめて ①

Images14 「中学生までに読んでおきたい哲学」シリーズ(松田哲夫編・あすなろ書房)の第6巻「死をみつめて」である。
 いきなり向田邦子「ねずみ花火」の名文に接して、すごいなぁと感心した。前半に掲げられた作品で他に私が好きなのは、松下竜一「絵本」、松田道雄「死について」、池田晶子「無いものを教えようとしても」、吉村昭「大人の世界」である。

 案内人・南伸坊の「ロボとピュー太」もいい。ロボはお父さん、ピュー太は息子である。
ピュー太「おとうさん、死後の世界ってあるんですか?」
ロボ「ああ、ある」
ピュー太「じゃあ、死んだらピュー太もそこに行くんですね」
ロボ「いや、死んだら、ピュー太の死後の世界はなくなるんだよ」

池田晶子:命の「大切さ」を教えるより、命の「不思議さ」を感じさせる方が先だ。

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