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2012/05/26

死をみつめて ②

20090307022741 この本では、岸本英夫さんの「わが生死観ー生命飢餓状態に身をおいて」が最も印象に残った。
 宗教学者の岸本さんは1964年に亡くなるまでの10年間、ガンと闘った。
*死の恐怖には2つの要素がある。①死にいたる人間の肉体の苦痛 ②生命が断ち切られること (私はこれらに加えて、他者への迷惑の問題があると思う。)
*近代的知性によれば、肉体の死によって、私という意識する個体は、物質的にも、精神的にも、解消するものと考えざるを得ない。
*死は実体ではない。死を実体と考えるのは人間の錯覚である。死は実体である生命がないということである。
*生と死は光と闇との関係にある。光のない場所を闇という。人間にとって光にひとしいものは生命であり、生命のないところを人間は暗闇として感じる。
*死を前にして大いに生きる。一個の人間として、もっぱらどうすれば「よく生きる」ことができるかということを考える。
*死は生命に対する「別れのとき」である。

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