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2012/02/07

科学と宗教と死

Images4 加賀乙彦さんは1929年生まれ、私より四半世紀分くらい年上だが、(おこがましいが)似たような感性を持っている。
 ドストエフスキー、フロイト、ユングなどに共感し、死の恐怖を意識してきた。さらに、東京人である、などが共通点である。
 「科学と宗教と死」(集英社新書)は加賀さんの自伝的な本である。奇をてらわない、素直な分かりやすい文章である。たいへん好感が持てる。
 「心理」と「魂」についての印象に残った記述がある。
 「人間の魂の奥にある、複雑で、宗教的な、そしてまた愛に満ちた……そういう領域は、心理学では取り扱えないのではないか。」「心理だけでは言いあらわせない魂というようなものがある。」

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