« 新しい人よ眼ざめよ | トップページ | アラン 幸福論 ① »

2011/11/24

孔子の教え

Images20 孔子の後半生に絞って描いた映画である。その絞ったことがよかったと思う。
 堅苦しい展開ではない。乱世らしく、戦のシーンも多い。女性のなまめかしいシーンもある。
 孔子は政治の改革を目指した。しかし、挫折した。孔子は政治には向いていない。放浪の旅に出る。このあたりは史実のとおりだと思う。
 孔子はやはり学問・教育の世界が合っている。素晴らしい師弟関係を築く。弟子思い、先生思いには感心するし、そこのところが重点的に描かれる。家族以上の師弟関係を見るのである。
 この映画でびっくりしたのは、老子が孔子の先達者として登場することである。
 老子という特定の人物が存在していたかも定かでない。老子とは中国においては、広大な海原のような存在ではないだろうか。そこから、あらゆるものが生まれてくる。
 その中で、孔子の教えは現実社会において、非常に優れた実践知にまで高まったものである。
 紀元前6世紀頃に世界に登場したソクラテス、釈迦、そして孔子は現在まで繋がっている。3人とも優れた弟子達を育てたことによって、その教えが後世にまで伝わることになった。

|

« 新しい人よ眼ざめよ | トップページ | アラン 幸福論 ① »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 孔子の教え:

« 新しい人よ眼ざめよ | トップページ | アラン 幸福論 ① »