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2011/03/18

セネカの智慧

Imagescar31hxj 本のタイトルは「どう生きるか、どう死ぬか 「セネカの智慧」」(ルキウス・セネカ 山本ゆか翻訳  三笠書房)であり、「人生の短さについて」と「心の平静について」の超訳である。
 ストア派の人たちは人生指南が上手だ。このような過去の哲学者・思想家、あるいは賢人、人生の達人というような人たちと接することは楽しい。
 どう生きるか、どう死ぬか。今の私にとって、人生について考えることは私の生き方になっている。
 印象に残った文章。
*どう生きるか、どう死ぬかについては誰も教えてくれない。充実した人生を送ろうとするなら、それを探求する時間を持たなければならない。
*過去とは決して奪われることのない財産である。
*「自分」を人生の主人とし、先人の英知に学べば、人生は限りなく豊かで長いものになる。
*いかに心の状態を幸福に保ち、興奮や落ち込みとは無縁の穏やかな状態に保つか…。要するに、我々が求めてやまない精神こそが「平静」なのである。
*余暇とか仕事かと、分けて考える必要がない。志の高い活動をしていればいい。
*体も、財産も、地位も、家族も、すべては神様からの「借りもの」である。
*避けられないことを思い悩まず、自分に課したことに専念すべし。
*涙を抑えきれない人より、笑いをこらえきれない人のほうが、広い心を持っている。
*自分を取り繕って苦しむより、ありのままの自分でいられるほうがいい。

 最後に、ビオンのたとえ話。(笑い話?)
「頭を掻きむしる時、毛があろうとハゲであろうと痛みは同じだ。」

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