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2010/11/08

大奥

20100603005fl00005viewrsz150x 手塚治虫マンガ大賞を取ったマンガの時から、この男女逆転の発想が評価されていた。この発想の面白さ自体に尽きる映画でもある。
 歴史上の実際の大奥では、女たちが同じように苦しんだということを分からせてくれる。おぞましい閉鎖的な人間関係にならざるをえない大奥の世界が分かる。男にしろ、女にしろ同じだということである。
 ピラミッド型の固い身分階層組織、序列がはっきりしている社会、これは確かに息苦しい。名君が出ない限り、よくならないという社会である。
 ストーリー(脚本)はそれなりに整っている。基本は、男女の純愛、身分階層、貧しさなどの定番の素材が散りばめられている。だから、それなりに納得して楽しめる。
 このストーリーの一番のツッコミどころは、男にしか罹らない死に至る疫病の原因追求、治療対策、感染拡大防止などに関する努力や行動が全然描かれていないことである。また、大奥の男たちはなぜか疫病に自ら感染することを恐れていないし、実際誰も感染しない。(これらは男女逆転というこの物語の前提からすると、当然のことなのだが。)
 柴崎コウは女性にも人気があるという。二宮和也はこんなものかなぁという気がする。
 映画館の観客のほとんどが若い女性だったのにはびっくりした。これはジャニーズ系のイケメンを期待してのことか。男女逆転そのものの面白さを期待してのことか。

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