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2010/11/09

ひとつメタ

038 世の中の変遷は激しい。技術の進歩もある。それらに追いついていくことはなかなか難しくなっている。
 人との付き合いの数も増え、その関係も複雑になっている。人に対して嫌な感情を持つこともある。
 これらは人生上の苦味と捉えれば、それもまた人生の味わいである。さらに、それらを忘れてしまうこと、実際忘れっぽくなったこともいいことだと思う。要は人生の表層的なところは軽やかに流し、それを楽しんでいけばいいのである。
 しかしながら、ひとつメタ(ひとつ深いところ)では、安定した喜びを持っていたい。人生を肯定し、人生を味わうといった底板となるところのものである。これがあると安心と満足感が得られる。
 ひとつメタの「ひとつ」がポイントである。これがあまりに深いところ深いところへと探っていってしまうと泥沼に入っていく。無間地獄のような無限後退に入っていく。これでは極端な観念主義から精神の病に至ってしまう危険性もある。
 表面的でなく、さりとて深まり過ぎない、ひとつメタくらいのところをよく考えて、思索して、自分の人生の糧にしていくのがいいように思われる。

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