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2010/09/23

論語と算盤

7ns_32377576 渋沢栄一の「論語と算盤」の現代語訳(守屋淳訳)である。
 論語の部分も含めて現代文に意訳してくれているので、とても読みやすい。
 渋沢栄一は日本の実業界の父、日本の資本主義の礎を築いた人と呼ばれている実業家である。そのために、話が実際的であり、頭でっかちになっていないから、分かりやすく説得力もある。福澤諭吉や新渡戸稲造も実践的な人だったと思うが、彼らよりさらに実際的であり、現在でも役に立つ感じが強い。
 道徳と経済を融合させようとした人物であり、ホリエモンを経由した我々としては、学ぶところも多い。一方、道徳や論語というと古い印象もあるが、当時としてはかなり進歩的な考えも持っていたことが分かる。
 印象に残ったところ。
*地図を見ているときと、実地に歩いてみるときではかなり違いがある。
*常識とは、「智、情、意」の3つがバランスよく働いているということである。
*「志」と「振舞い」の2つの面から見ていかなければならない。
*「理解することは、愛好することの深さに及ばない。愛好することは、楽しむ境地の深さに及ばない。」(孔子のことば) 

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