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2010/09/01

マスター・アンド・コマンダー

20031222003fl00003viewrsz150x スター・トレックのカーク船長とDr.マッコイとの関係を思い出すような設定である。
 時は今から200年ほど前、ナポレオンに対抗する英国艦サプライズ号の艦長オーブリーと軍医マチュリンとの関係が面白い。
 フランスの私掠船アケロン号の拿捕をミッションとされているサプライズ号。このミッションそのもの是非は問えない。そうなると、このミッションの遂行をめぐって、様々なドラマが生まれる。
 船という性格から、船員はまさに運命共同体の世界にいる。リーダーの責任は重い。色々な人間がうごめいている。この時代ゆえ、身分によって割り当てられた役割があるが、それが遂行できないと尊敬もされない厳しさがある。
 閉じられた船の中での生活だから、上の地位の人たちも、下の人たちも息が詰まることが多々ある。私にはとても耐えられないだろう。
 このような中で、一難去ってまた一難の連続である。悲しいこと、辛いことも抱え込んだまま先に進まなければならない。
 大西洋と太平洋の海、ホーン岬、ガラパゴス島、そしてサプライズ号と船員の生活、それらが細かくリアルに描かれているのに惹きつけられた。

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