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2010/08/08

リトル・ミス・サンシャイン

20061117001fl00001viewrsz150x 面白いし、好きな映画である。
 家族の物語であり、ロード・ムービーである。
 逃げられない、追い込まれていくエピソードの連続で、これが笑いを誘う。映像ならではの面白さもある。エンジンがかからない小型オンボロバスをみんなで押すシーンは何度見ても笑える。これは家族の団結を表すシーンでもある。
 おじいちゃんはエロジジイであり、大麻もやっている、言わば快楽主義の人生を送ってきた。お父さんは「成功本」を著して、自ら勝ち馬になろうとしているが、逆に破産への道に入っていっている。お母さんは常にイライラしている。伯父さんは自殺未遂で、ゲイだが、本人はプルースト研究の第一人者だと思っている。息子は引きこもりで一言もしゃべらない。娘は身の程知らずの「リトル・ミス・コン」狙いである。
 いずれも個性的な家族の一員である。成功を夢見ているのだが、誰もがうまくいっていない。失敗して、家族同士ケンカばかりしている。
 しかし、車でのリトル・ミス・コンへの道の中で、成功することとは異なる、家族の絆という大切なものを獲得する。まさに、このハッピーエンドがこの映画を楽しいものにしている。

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