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2010/08/01

近代の生き方・現代の生き方

100725_094231 私には、近代はツリー(樹木)、現代はリゾーム(地下茎)のイメージがある。
 近代は、神からは脱しつつあったとしても、国家やイデオロギーによって上から吊り上げられた、三角形のヒエラルキー(階層)の世界である。地位や名誉や富など、三角形の頂点を目指して努力する。上の方の一部だけが成功した立派な人たちであり、幸せのように見えた。男性的な競争のイメージである。
 現代から未来へ向けては、各人の欲望に沿って地下茎のごとく、インターネットの増殖のごとく広がっていく世界である。何かに吊り上げられる生き方ではなくて、現実の生活から伸びていく喜びや生きがいが基本になる。多くの人たちが自己実現できる可能性がある。下からのエネルギー、母なる大地のエネルギーから生きる力をもらうといったイメージから、女性的とも言える。
 現代の生き方がどれほどの展開をするかは分からない。しかし、現代の方が近代の単一さに比べれば、多様なストーリーやドラマが生まれてくるのは必然である。

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