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2010/02/28

14歳の君へ(再々読)

A10891ec18aa4c40 池田晶子さんからは今でもたくさんの刺激を受ける。
 「14歳からの哲学」と、対になっているこの本「14歳の君へ」は特に私に考える力を与えてくれる。私より年下で、既に3年前に亡くなった女性からのメッセージというのは不思議な気持ちである。
 これからも、私が考えていく基盤になり、考えていく材料を与えてくれ、考えていく起爆剤になっていくと思う。考えていく楽しさを教えてくれた本である。
 再々読で印象に残った文章を掲げる。
*人が生きていくのは、よい人生を生きるためだ。自分にとってのよい人生、幸福な人生を生きることが、すべての人の人生の目的だ。
*人は、自分の立場や都合や好き嫌いとは関係のない、「本当に正しいこと」、誰にとっても正しいことを、考えて知らなければならないんだ。
*君は、その意見が出てくる「前提」を疑って、考えてみる。
*人は誰も自分の好きなようにしかできないし、そしてそれがよいことなのだと、何となく思っている。でもそれが本当によいことなのかどうかは、考えてみなければわからない。
*なぜ、存在しているのかわからない宇宙に、君が存在しているなんてことが、なぜとんでもないことじゃないんだ!
*自分が今ここに存在しているということが、それ自体で、奇跡的で絶対的な出来事なのだと気がつくのなら、人は、自分とは別のどこかに絶対的な神を求める、求めて信じる必要がなくなる。
*自分を信じるんだ。信じるしかないその自分というのは、よく考えると、じつは神や仏とそんなに違うものではないのだったね。
*心が幸福になるのでなければ、人が幸福になることは、絶対にできない。
*幸福になることをあきらめる必要なんかない。幸福とは、職業や生活の形ではなくて、自分の心のありようそのものだからだ。人生は死ぬまで続いているのだから、君は、幸福になることを、死ぬまであきらめなくてもいいんだ。

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