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2009/12/22

キャピタリズム マネーは踊る

20091026004fl00004viewrsz150x ひどいアメリカの格差が映される。1%の富裕層に90%の貧困層がいる。中間層が激減している。これは不安定な恐ろしい社会だ。
 現在の日本もアメリカほど極端でなくても似たような状況にある。戦前のルーズベルト大統領の高い理想が日本国憲法に反映し、その憲法に自由権だけでなく生存権が大きく謳われていると評価されていいと思うが、だからといってそれが十分に実現しているとは言いがたい。
 マイケル・ムーア監督の切り込んでいく行動力はすごい。小気味いい。あえて子供っぽい手法を多用するのは彼の映画的方法である。
 オバマ、鳩山の民主党政権に交代しても、問題はそう簡単には解決しない。それだけ問題は難しいのである
 人間の欲望、それも根源的のように見える欲望を制度化したのが資本主義である。そして、これを維持するために、不安を煽ることも多く行われる。これでは、か弱い我々は容易には抵抗できない。
 せめて、衣食住の基本的なところのセーフティ・ネットは機能してほしいと思うのだが、それもままならない現状を描いたのがこの映画である。

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» 「キャピタリズム~マネーは踊る~ 」悪者を決めつけるより、そこ... [soramove]
「キャピタリズム~マネーは踊る~ 」★★★ マイケル・ムーア監督、127分 、 2010年1月9日公開、2009年、アメリカ (原題:CAPITALISM: A LOVE STORY)                     →  ★映画のブログ★                      どんなブログが人気なのか知りたい← 「おデブなマイケル・ムーア監督がヨタヨタと歩きながら、 キャピタリズム(資本主義)支配下で大金を動かす組織や CEO(最高責任者)にマイク... [続きを読む]

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