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2009/10/31

沈まぬ太陽

20090729004fl00004viewrsz150x 山崎豊子原作の感動的な大作映画である。
 JALやJR西日本の大企業の体質が問われている今日、時期に適った映画と言える。大組織の問題、経営陣の責任など、考えさせられることは多い。
 主人公、恩地は家族がいるが、大航空会社の中で、信念の人である。だから、組織の波には乗れない。アフリカなどの弱小の外国に10年間も左遷させられる。(しかし、組織の波に乗っている人間の方がかわいそうだということも描かれている。)
 飛行機墜落事故で家族を亡くしたという大きな悲しみの前では、単にコップの中、組織の中の争いでしかない。虚しいものである。
 恩地は信念があって、家族がいて、アフリカがある。これは何と幸せなことか。
 会社などよりも大事なものに繋がっている。家族であり、大地・自然であり、天・世界である。

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