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2009/04/26

菜根譚

7andy_32010666 格言好きの私には合っている本である。前々から読んでみたいとは思っていた。
 中国、明代の学者、洪自誠によって書かれたものである。彼は役人のような組織人でもあったのではないか。私のような凡人の組織人に響く言葉がたくさん出てくる。
 儒教、道教、仏教がバランスよく使われている。中庸をいく人格主義で貫かれているから、共感するし、実際にも役にも立つ。
 心に残ったものを7つ掲げる。
「人格的に素晴らしい人というのは、普通の人と比べて特に変わったところがあるわけではない。ただ、自分を飾らず、ありのまま生きているだけである。」
「本来、人間に備わっているごく平凡な人間性と平凡な行動によって、十分に、穏やかで満ち足りた生活を送ることができる。」
「功績や財産、地位や名誉に心を奪われ、自らの信念や志を曲げるようなことをしてはならない。」
「何か事が起こって忙しいときほど、気持ちにゆとりを持って対処するように心がけなければならない。」
「人から受けた恩は忘れてはならない。しかし、受けた恨みは忘れてしまうべきだ。」
「やっかいなのが中途半端な知識を身につけている人だ。彼らは、なまじ知識を持っているがゆえに、それに縛られて素直に物事を研究したり、考えたりできない。」
「大切なのは、過去の出来事にとらわれず、未来のことをあれこれ思い悩まない、そして今目の前で起きていることを淡々と片づけていくことだ。」

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