« 北東アジアの状況 | トップページ | 哲学のお国柄 »

2005/05/27

黄色い本

07093247 手塚治虫賞を受賞した「黄色い本(ジャック・チボーという名の友人)」高野文子著 講談社 には感動した。
 「チボー家の人々」ロジェ・マルタン・デュ・ガール著の読書体験を描いたマンガである。
 本を読むことの素晴らしさをしみじみと感じさせてくれる作品である。日本という社会の日常生活も愛しみながら、それに埋没せず、異国・異質なものに共感できる同じ人間としての素晴らしさに感動する。
 主人公の女子高生が本の世界にすんなりと入れるのは何ともうらやましい。鋭く、豊かで、傷つきやすい、若い感受性を持っている。私自身の青春時代の感受性も思い出させてくれる。
 彼女の学生時代の宝物になる読書体験だろう。そして、この気持ちは社会人になってもきっと持ち続けられると思う。

|

« 北東アジアの状況 | トップページ | 哲学のお国柄 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 黄色い本:

« 北東アジアの状況 | トップページ | 哲学のお国柄 »