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2005/03/06

デリダ

05-03-06_17-41 「90分でわかるデリダ」(青山出版社)を再読した。スピヴァクの「デリダ『グラマトロジーについて』英訳版序文」(平凡社)も少し読んだ。よくは理解できなかった。
 東浩紀が「現代哲学がわかる」(朝日新聞社)の中で、デリダを要領よくまとめている。1930年生まれのデリダを3期に分けている。
 1期(60年代から70年代初め)脱構築の時代/哲学の時代
 2期(70年代初めから80年代半ば)郵便の時代/文学の時代
 3期(80年代半ばから)正義の時代/政治の時代
 これが短文ながら、理解しやすかった。
 さて、そのデリダが昨年10月9日74歳で亡くなった。この哲学界・現代思想の大物が亡くなった割には新聞等の取り扱いは小さかった。哲学をかじった者には偉大な人物でも、一般にはあまり知られていなかったのだから当然とも言える。しかしながら、現代のポストモダンの思潮、時代のムードに大きな影響を与えた人物である。
 アメリカではデリダの思想を曲解し、矮小化した追悼記事が出て、スピヴァグらが抗議をしたという話しも伝わってきている。それだけ一般には理解はされていないということである。
 デリダは作者よりもテキストを重視した哲学者である。自分が死んでもテキストは生きていく。様々に解釈されて。デリダの膨大な著作もそうであろう。
 デリダ自身は生身の人間として、周囲の者に感謝を述べて、普通に(?)死んでいったと伝えられている。

 

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