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2005/02/12

姜尚中

05-02-12_17-38姜尚中著「在日」(講談社)を読んだ。
姜尚中は1950年、朝鮮戦争の年に生まれた在日2世である。この本では彼の両親も含む在日1世の苦難をかなり描いている。戦前の日本との関係の中で生じた在日1世は様々な差別に見舞われた。それらを読むと胸が痛む。彼らが置かれた位置は複雑であり、それは2世、3世にも繋がっている。
戦後、①「在日」と日本、②「在日」と南北朝鮮、③南北朝鮮と日本、それぞれが大きく変化してきている。朝鮮の北も南も激しく変わってきており、その度ごとに在日も大きく揺さぶられてきた様を姜さんは書いている。
姜さんが提示する「東北アジアに生きる」という視点は示唆的である。それは戦前、アジアを「大東亜」と見る見方とか、「脱亜入欧」という考え方とは全く異なるものである。


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