生活を哲学する

「哲学塾」シリーズの内、「生活を哲学する」の著者は長谷川宏さんである。長谷川さんの本を続けて読んでいる。
長谷川さんは1940年生まれだから、来年は70歳である。東大の大学紛争の際に大学を去り、所沢で小中学生相手の塾を経営している。一方、在野の哲学者として、ヘーゲルの膨大な翻訳は高い評価を得ている。
大学を去るときは納得のいかないところも多々あったと思うが、その後の人生を見てみると、なかなかいい人生だなぁと思う。文章からにじみ出てくる人柄にも好感を持つ。
「生活を哲学する」というテーマでは、最も発言するにふさわしい人である。この近現代社会をきちんと見据え、個人から家庭、地域までも見通して、的確に述べることができるのは素晴らしい。
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